4. 科学機器 濁度計:
卓上用濁度計 TL23シリーズ データ・インテグリティ関連機能
データ・インテグリティ(DI)とは、データ完全性とも呼ばれ、計測結果が正確なものである状態を表します。
近年、製薬関連ではデータ管理時にDIが重要視されるようになっています。
これらの対応として、HACH社製卓上型濁度計のTL23シリーズやTU5200では
データの信頼性と安全性を向上させるセキュリティ機能を搭載しています。
データの信頼性と安全性を向上させるセキュリティ機能を搭載しています。
①各操作項目の権限設定
セキュリティレベルを 2 キー/1 キー/オフ から選択できます。
●操作項目
サンプルID/オペレータID/ソフトウェア更新/データ消去/⾔語/測定/
セットアップの測定/校正/校正セットアップ/検証/検証セットアップ/
⽇付と時間/装置のバックアップ/場所/サウンド設定/電源管理/
新しいプログラム/プログラム編集/プログラム削除
②オペレータID登録、権限付与
使用者ごとのオペレータを、名前、ログインパスワード、アイコン、権限レベルで設定できます。
・キーの数が多いほど、ID が有する権限レベルが高くなります。
・オペレータID に付与した権限レベル(キー数)は、①で設定した各項⽬のキー数(権限レベル)と
リンクします。
・各オペレータは、⾃分のID に付与された権限レベルと同等およびそれ以下のキー数(権限レベル)が
設定されたセキュリティ制限項⽬のみ操作することができます。
③目的のオペレータIDにログイン/ログアウト
・ログインすると、右サイドメニューに現在ログイン中のオペレータID 名が表⽰されます。
未ログイン状態の場合は、「ログイン」と表⽰されます。
・セキュリティ制限項⽬の操作について、オペレータID に付与された権限レベル(キー数)より
低い場合:全て操作することができます。
高い場合:都度、予め設定した装置パスワードを⼊⼒する必要があります。
・どのオペレータID にもログインしていない場合:
①で設定したセキュリティレベル「オフ設定」の項⽬の操作権限が⾃動付与されます。
セキュリティフリー状態と同等のため注意が必要です。
セキュリティフリー状態と同等のため注意が必要です。
※画像形式のbmpによる出力
電子データとプリンター印字内容の見比べができ、改ざん防止に役立ちます。
電子データとプリンター印字内容の見比べができ、改ざん防止に役立ちます。
TL23シリーズ
お役立ち動画
- TL2350 データ・インテグリティ関連機能紹介