従業員
人材育成への取り組み
人材採用・人材育成方針
経営理念「誠実・創造・挑戦」を具現化できる「誠実な人間性」「豊かな創造性」「旺盛なチャレンジ精神」を備えた人材を当社の求める人材像と位置づけ、経営環境が目まぐるしく変化する時代において、業務に自発的に取組みチャレンジする自律型人材の「採用」と「育成」を人的資本投資の2本の柱として推進します。
■新卒、経験者を問わず能力・意欲ある人材の積極採用・登用
国籍・出自・ジェンダー平等に配慮し、能力・意欲ある人材を積極的に採用・登用することを基本方針とし、新卒・経験者を問わず当社経営理念に賛同する人材を採用・育成するとともに、経験者採用を推進し、経営層の後継者および幹部候補となる中堅人材を補強します。
■専門分野別・職能階層別の教育及び知見・技術の継承
高まる計測ニーズとグローバル化に対応して、人材育成は、全社共通教育と部門別教育の両建てで構成、全社研修においてマネジメント力の向上、自律型人材の育成に努めるほか、専門的知識・技術の習得に向け、部門別教育において経験豊富な先輩社員による定期的な勉強会の開催や、指導員制度に基づくOJT教育の充実を図ります。
■自己啓発支援(リスキル支援含む)及びキャリア形成支援
通信教育や資格取得奨励制度による自己啓発支援のほか、若手社員の計画的なジョブローテーション、各種プロジェクト参画、部門をまたぐ業務シェア等により総合的な能力開発を進め、個々の社員のキャリア形成を伴走支援します。
これらにより、経営環境の変化に耐えうる強固な組織を構築し、持続的な成長を遂げられる組織風土の醸成を目指します。
鉛フリーのはんだ実装技術者を養成
鉛フリーはんだ付け研修の様子
2006年のEUのRoHS指令(電気電子機器中の特定有害物質の使用制限指令)施行に先立ち、2005年から鉛フリーのはんだ付け作業に社内作業資格制度を設け、研修を実施しています。資格取得者を増やすことで、質の高い鉛フリー対応製品のご提供に努めています。
働きやすい職場環境の実現
働きやすい職場環境づくりの方針(社内環境整備方針)
企業が新たな価値を創造し発展していくためには、多様な人材・価値観を積極的に取り入れ、融合させていくことが不可欠であることから、企業行動憲章に掲げる「社員の人格、個性を尊重するとともに、健康・安全に配慮し働きやすい環境の確保」を以下のとおり具体化し、実践します。
■人権を尊重し、差別的な取り扱いのない職場の形成
社内研修を通じて、人権尊重及びダイバーシティ&インクルージョンの啓発に努めるほか、各種ハラスメントの対応には、社内規程に基づき被害者の救済と再発防止に向けた適切な措置を取ります。
■良好な労使関係の維持と、社員一人ひとりが活躍できる職場環境への整備
労働組合と経営層との定期的な情報・意見交換で良好な労使関係を構築し、ワークライフバランスに向けた取組みや育児・介護支援制度その他各種休暇制度の充実で、社員のライフステージに応じた柔軟な働き方が出来る体制を整備していきます。
■社員の安全と健康経営の更なる推進
職場の安全衛生・作業時の安全確保に努め、労働災害や労働疾病が発生した場合は迅速に対応し、再発防止策を展開します。また、社員の健康こそが企業の成長の基盤であるとの認識のもと、メンタルヘルス対策や、ワークライフバランスの取組みと連動させた職場環境の把握、改善に努めます。
ワークライフバランスの推進
残業時間の低減や有給休暇の取得奨励に積極的に取り組んでいます。2021年度は有給休暇の時間単位取得制度を導入しました。また、在宅勤務や時差出勤などの多様な働き方を可能にする制度の整備を進めています。
関連データ:2023年度実績(単独)
項目 | 実績 |
---|---|
管理職に占める女性割合 | 19.4% |
管理職に占める経験者採用社員の割合 | 30.6% |
経験者採用社員比率 | 34.5% |
年次有給休暇取得率 | 79.5% |
平均残業時間 | 8.6時間/人・月 |
育児休暇取得率 | 女性:100% 男性:60%(5人中3人) |
育児休暇取得後の復職率 | 100% |
勤続年数 | 男性:15.7年 女性:16.8年 |
「えるぼし(3つ星)」の認定
2018年3月26日付で厚生労働大臣より「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」に基づく優良企業として、「えるぼし(3つ星)」の認定を受けています。
これからも多様な人材が個の能力を高め、長期的に活躍できる環境づくりに取り組んでまいります。
「多様な働き方」認定
狭山テクニカルセンターは埼玉県より「多様な働き方実践企業」として2013年4月に、ゴールドランクに認定され、2017年2月には、基準をすべてクリアし、プラチナ(最高位)ランクの認定を受けました。
「シニア活躍推進宣言企業」認定
2019 年10月に狭山テクニカルセンターは埼玉県より「シニア活躍推進宣言企業」の認定を受けました。シニアを含む多様な人材を積極的に採用し、誰もが働きやすい職場環境づくりを進めています。
メンタルヘルス対策やハラスメント防止研修を実施
2012年にスタートした「心の健康づくり計画」を基に、グループ全社でストレスチェックとメンタルヘルス対策のための研修や、ハラスメント防止の管理者研修・eラーニングなどを実施しています。
健康経営の推進
当社は、社員とその家族の心身の健康にもとづく健全な企業経営の実現に向けた取り組みを推進するため「健康宣言」を制定しました。
東亜ディーケーケー
健康宣言
当社は、企業行動憲章に掲げる「従業員の人格、個性を尊重するとともに、健康・安全に配慮し働きやすい環境を確保します。」のもと、社員一人ひとりが心身共に健康で、活き活きと働くことができる環境づくりを実践してまいります。
2018年10月
代表取締役社長
【取り組み方針】
- 定期的な情報発信などを通して、社員とその家族の健康への意識向上に努めます。
- 社員一人ひとりが自主的に健康を維持・増進するための取り組みを支援します。
- 働き方改革、ワークライフバランスの取り組みと連動させ、職場環境の把握と改善に努めます。
- 健診受検率100%を維持するとともに、特定保健指導実施率※30%を目指します。
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※特定保健指導:メタボリックシンドロームに着目した特定健康診査の結果・判定から、生活習慣病の発症リスクが高い「動機付け支援」「積極的支援」に該当された方を対象とした指導
健康優良企業「銀の認定」を取得
2018年9月に健康保険組合連合会東京連合会へ「健康企業宣言」をして、2019年10月2日付で健康優良企業「銀の認定」(健銀第907号)を取得いたしました。健康づくりに向けた取り組みが評価され、健康企業宣言に謳われている「健診100%受診」「健診結果の活用」「職場環境」「食」「運動」「禁煙」「心の健康」の7分野で合計評価80点以上を獲得し認定されました。
スポーツ推進企業認定
テニス部、サッカー部、野球部、スキー部など部活動に補助金を支給し社員のスポーツ活動を支援しています。また、生活習慣病の予防や運動不足解消の取り組みとして、本社と事業所の各階に階段利用によって消費するカロリーを表示したポスターを掲示しています。これにより社員の健康増進のために積極的な取り組みを行う企業として、スポーツ庁と東京都から6年連続で認定されました。