グローバル展開
当社の海外販売代理店は17か国に展開しております。
海外代理店 所在国
アジアの環境保全ニーズに対応
アジアでは、急速な経済発展と人口増加により、工業排水などによる水質汚染やPM2.5などの大気汚染が大きな問題となっています。国際的に環境保全の意識が高まる中、アジア各国では様々な政策や法規制を強化しています。
当社は、海外事業の拡大を経営戦略の最重要テーマとしており、水・大気の環境計測を中心に、海外代理店網の拡充や各国の法規制や現地ニーズに合った製品開発に取り組んでいます。
環境水質分野
業務提携している米国HACHと共同で製品開発や中国での拡販を図るとともに、各国の代理店を通じて事業を展開しています。
全窒素・全りん自動測定装置
河川・湖沼など環境水質を監視するこの装置は中国における国家性能認証を取得し、現地生産しています。
重金属自動測定装置
河川の汚染が深刻化している中国では、政府が工場排水の規制を打ち出しました。
当社は規制対象となっている重金属に対応した自動測定装置5機種をHACHと共同開発、同国に投入しています。
環境大気分野
各国の規格に対応した測定器の開発、国家認証の取得を進め、提携企業や各国の代理店を通じて事業を展開しています。狭山テクニカルセンターには大気汚染測定器を一同に展示した環境大気モニタリングステーションを設置しており、毎年アジア、南米などから多くの見学者や研修生が訪れています。
PM2.5(微小粒子状物質)測定装置
VOC(揮発性有機化合物)測定装置
中国では2016年に改正大気汚染防止法が施行され、PM2.5の生成物質のひとつであるVOCの排出が規制されています。当社は中国企業2社と販売提携し、市場に参入しています。