プロセス計測器:濁度・SS計 SOLITAX
Q. 仕様の測定範囲の項目に記載されている、T-ライン、TS-ライン、HS-ライン、インライン、ハイラインはどのような違いがあるのですか。
T-ラインは濁度測定のみで、設置は浸漬型です。
TS-ラインは、濁度とSSを選択し測定します。設置は浸漬型です。
HS-ラインは濁度とSS(高濃度)を選択し測定します。設置は浸漬型です。
インラインは、濁度とSSを選択し測定します。設置は配管挿入式です。
ハイラインは濁度とSS(高濃度)を選択し測定します。設置は配管挿入式です。
検出器 | 測定項目 | 設置方法 | 備考 |
---|---|---|---|
T-ライン | 濁度 | 浸漬 | |
TS-ライン | 濁度・SS | 浸漬 | |
HS-ライン | 濁度・SS | 浸漬 | SS高濃度まで |
インライン | 濁度・SS | 配管挿入型 | |
ハイライン | 濁度・SS | 配管挿入型 | SS高濃度まで |
詳しくはスペックシートを参照下さい。
Q. 交換部品はありますか。
2万回毎にワイパー交換を行います。回数はカウンタで管理されています。
1年に1度シール交換を行います。シール交換は、当社にご用命下さい。
Q. 校正は必要ですか。
1)ゼロ校正は工場で設定済みです。
- 濁度測定では、純水を用いて定期的にゼロチェックを行い、ずれがあれば5%塩酸やエタノールなどでセル窓を清掃します。
2)測定値と手分析値や試験室の結果に相違が生じる場合、係数で校正カーブの傾斜を調整出来ます。
- SS測定では、係数または、2~5点の測定値と手分析値の入力による多点調整ができます。
Q. 測定方式は公的な認証を受けていますか。
濁度測定(90度散乱光)はDIN EN27027に準拠、SS測定(90度散乱光と140度後方散乱光)はDIN 38414に準拠した測定方式です。
Q. 洗浄は必要ですか。
ワイパーによる自動洗浄機能がありますので、日常的な洗浄は必要ありません。定期的(試料状態により1ヶ月に1度程度)にセル窓を確認して下さい。
汚れがある場合は、中性洗剤と柔らかい布などでふき取ります。
汚れが落ちにくい場合は、5%の塩酸などでふき取り後、水洗いします。
Q. 納入後、ワイパー有りからワイパー無しに改造できますか。
ワイパー有りの仕様で出荷後、ワイパー無しへの改造(変更)はできません。
ワイパー無しの仕様で出荷後、ワイパー有りへの改造(変更)はできません。