科学分析機器:携帯型濁度/SS/汚泥界面計 TSS Portable
Q. 測定時、プローブの周りにどの位の空間が必要ですか?
プローブ周囲を7cm、底面から10cm以上空けることが必要です。
Q. ケーブルの長さが10mですが、他の長さは対応できますか?
対応できません。10mのみです。
Q. 光源と、測定波長を教えてください。
光源は、赤外線発光ダイオードです。測定波長は、860nmです。
Q. 校正は必要ですか?
濁度はHACH工場出荷時にホルマジンにより校正されていますので、校正不要です。
SSは当社出荷時にカオリンによる2種類の検量線(DS1、DS2)*が入れられています。
しかし、試料水によって含まれる懸濁物質の組成が全く異なるため、
お客様のサンプルでの校正が必要です。
*DS1は、純水とカオリンによる0mg/L(純水)、5,000mg/Lおよび10,000mg/Lの3点検量線
DS2は、カオリンによる10g/L、50g/Lおよび100g/Lの3点検量線
Q. SSの校正に必要なものは?
必要なもの:お客様のサンプル2〜3点(各1L)*、そのサンプルの手分析値(重量法等による手分析値)、
校正容器(黒、あるいは暗い色)、スターラーと攪拌子(必要に応じて)。
*目的のSS値を挟んだ2点以上の校正を行う事が適しています。
SS校正手順を紹介したお役立ち動画をご用意しております。
TSS Portable SS校正の手順(HACH製品お役立ち動画ページ)
Q. 「Data Full」の表示が出て測定が来ません。
保存データが約290を超えると、測定ができなくなります。
保存データの消去を行ってから、測定し直して下さい。
保存データの消去は一括消去のみになります。
Q. 汚泥界面は、どのように測定するのですか?
汚泥界面測定は、プローブを試料中に沈めていき、SS値が規定値に達したときの位置を
ケーブルのマーカー(1m間隔)で読み取ります。