サステナビリティ
埼玉県狭山市の新生産棟がZEB認証を取得
2023年08月02日
東亜ディーケーケー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:高橋俊夫)は、埼玉県狭山市に建設中の生産棟が、再エネ活用と省エネ対策でエネルギー削減率100%を実現したことで、第三者機関より、ZEB認証の最上位となる「ZEB」認証及びBELSの最高評価である5スター(☆☆☆☆☆)を取得しましたのでお知らせします。
新生産棟は、新製品の開発から量産化へのスピードアップを実現するマザー工場機能と高機能物流施設を併せ持つ拠点として、2024年6月竣工を予定しております。太陽光発電による再生可能エネルギーの創出に加え、自然採光を活用した設計、省エネ効率の高い設備(地中熱利用空調、自然冷媒ヒートポンプ給湯機、高効率空調、照明自動制御、等)、Low-E複層ガラスなどの活用により、基準一次エネルギーの消費量に対してエネルギー削減率100%の達成が可能となりました。
当社グループはこれからも、地域社会と共存し、環境負荷低減・脱炭素化を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
ZEB(Net Zero Energy Building)認証とは
快適な室内環境を保ちながら、建物の高断熱化や効率の高い設備等により省エネルギー化に努めつつ、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、建物で消費する年間の一次エネルギー(建物の利用に伴う直接的なエネルギー消費量)の収支をゼロにすることを目指した建物。エネルギー削減率により4区分に分類されます。(『ZEB』:100%以上、Nearly ZEB:75%以上、ZEB Ready:50%以上、ZEB Oriented:40%または30%以上)
BELS (Building-Housing Energy-efficiency Labeling System) 評価認証とは
建築物省エネルギー性能表示制度のことで、一般社団法人住宅性能評価・表示協会に登録された評価機関が、設計段階の省エネルギー性能を評価し認証する制度。省エネ性能のランクに応じて 5 段階のスターマークで表示され、性能が良いほどスターの数が増加します。
(参考) 建物概要
所在地 : 埼玉県狭山市北入曽613
建屋概要 : 延床面積 約8,200m2 地上4階建て鉄骨造
設計・施工 : 大和ハウス工業株式会社
主な設備・用途 : 多用途生産ライン、新製品量産試作ラインおよび試験設備、自動倉庫、BCP対応として主要製品の代替生産
お問い合わせ先
東亜ディーケーケー株式会社 経営戦略部 安孫子 正美 E-mail:m-abiko@toadkk.co.jp TEL:03-3202-0211(代表)