サステナビリティ
日本分析化学会先端分析技術賞・JAIMA機器開発賞を受賞しました
2022年10月05日
当社では、この度、「⽣物発光式エンドトキシン検出装置の開発」で、(公社)日本分析化学会「2022年度日本分析化学会先端分析技術賞・JAIMA機器開発賞」を受賞しました。受賞したのは、当社社員6名(八幡悟史、野田健一、下村亜依、小田侑、荒川智、八谷宏光)と広島大学大学院統合生命科学研究科の黒田章夫教授の7名です。
この賞は、(一社)日本分析機器工業会(略称:JAIMA)のスポンサーシップによる、先端的分析技術開発(機器開発、分析・評価技術開発、分析用新規物質の開発等)や実用化において、優秀なる業績を示した個人あるいはグループに対して授与される賞です。2022年9月14日~16日に開催された⽇本分析化学会第71年会で受賞講演及び授賞式が行われました。
「⽣物発光式エンドトキシン検出装置」について
エンドトキシンは血液に混入すると発熱やショック症状を引き起こすため、透析治療現場においてはISO基準より厳しい基準で管理することが定められています。
本装置は、生物発光法を用いた測定試薬により、従来法よりも迅速・精確にエンドトキシン活性値を測定することで、透析液の水質管理に大きく貢献し、バイオ分析化学の発展に寄与するものです。当社は、本装置を試薬・ソフトとの組み合わせで販売しております。
以上