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中国大気汚染観測網の整備に向け中国「重慶川儀自動化股份有限公司」と業務提携
2016年08月09日
中国大気汚染観測網の整備に向け中国「重慶川儀自動化股份有限公司」と業務提携
去る2016年3月14日、中国大手の計測器メーカーで国営企業でもある「重慶川儀自動化股份有限公司」(本社:重慶市)と、環境用大気測定装置の技術合作および販売提携を行うことで基本合意書を締結しましたが、このたび具体的なVOC(*1)計の技術合作および販売について合意し、8月8日に、当社研究開発センター(埼玉県狭山市)にて、駐日中国大使館および日中経済協会の立ち合いのもと調印式を執り行いました。
中国ではPM2.5による大気汚染への対策が強化されていることから、当社は昨年11月にPM2.5測定装置の中国国家認証を取得するとともに、中国全土に強力な販売ネットワークと技術サービス力を持つ同社と提携し、具体的な業務内容について協議を進め合意しました。中国と日本ではVOC計の規格に異なる部分があることから、まずは当社が日本で生産した測定装置を同社が中国規格へ適用させて販売する形でスタートします。
重慶川儀自動化股份有限公司の概要
本社所在地:重慶市北区新地黄山大通中段61号
資本金:71億1,000万円
従業員:4,447名
売上高:554億4,000万円
経常利益:31億5,000万円
*1:VOCとは揮発性有機化合物で、PM2.5(微小粒子物質)の生成物質のひとつ。