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中国「北京牡丹聯友環保科技股份有限公司」とVOC測定装置で業務提携
2016年04月25日
中国「北京牡丹聯友環保科技股份有限公司」とVOC測定装置で業務提携 —在中国日本大使館 高島公使を来賓に迎え 調印式開催—
中国において排ガス測定器のマーケットで高いシェアを持つ「北京牡丹聯友環保科技股份有限公司」(本社:北京市)と、VOC(揮発性有機化合物)排出規制に適応した測定器の技術協力および販売提携を行うことで合意し、2016年4月23日、北京市内の釣魚台国賓館にて調印式を執り行いました。式典には中国環境行政機関と日本側からは日本大使館を始め日本貿易振興機構(JETRO)、日中経済協会の経済関連団体から来賓を迎え盛大に執り行われました。
VOCはPM2.5(微小粒子状物質)の生成物質のひとつです。日本では2006年にVOCを削減するための法律が施行され、大きな成果を挙げています。日本での取り組みを参考に、中国でも規制強化が検討され、工場からのVOC排出を厳しく規制する法律が制定されました。
当社は、日本で豊富な経験を持つVOC測定技術を、中国で要求される製品仕様に仕上げ、中国でのVOC規制マーケットへの参入を図ります。
まずは、「北京牡丹聯友環保科技股份有限公司」が得意とする排ガスサンプリング技術やデータ管理システムに、当社のオンライン測定器を組み合わせた、「オンラインVOC測定システム」の提供を開始しました。中国でVOC排出規制がスタートする2017年から数年以内に10億円以上の売上げを見込んでいます。
北京牡丹聯友環保科技股份有限公司の概要
創立:1992年10月
資本金:13億円
本社所在地:北京市北京経済技術開発区科創十四街99号
従業員数:149名
売上高:14.6億円
経常利益:3.5億円