製品情報
「簡単操作、高信頼性の糖分析計」を分析展で発表
2007年08月10日
東亜ディーケーケー株式会社(本社:東京都新宿区、社長:佐々木 輝男)は、食品、食品原料の糖類、糖アルコールの成分分析を簡単にかつ精度良く測定できる糖分析計「SU−300型」を8月29日から幕張メッセで開催される分析展で発表します。
昨今、食品中の含有成分に関する社会的関心は高まりつつあり、ダイエット食品等における糖成分も重要な項目となっております。
糖分析計「SU−300型」は、こうした要求に応えるべく当社のイオンクロマト技術をベースに、検出部には高感度分析の実現と糖成分以外の共存物質の影響を受けにくい高感度電気化学検出器を、分離カラムは糖類の分離に優れた専用カラムを採用しております。
これにより食品分野で広く採用されているRI(示差屈折率)検出器を用いた液体クロマトグラフシステムに比べ、煩雑な前処理操作を低減し、グルコースやフルクトース、スクロースなどの糖類またはソルビトールやキシリトールなどの糖アルコールの一斉分析を短時間で精度良く行うことが可能になりました。また、糖類測定系ではエタノールの同時測定も可能です。
さらに、予め既知濃度の糖類溶液による校正を行ない、一定量のサンプルを装置に注入するだけで、自動解析・演算機能により、糖類の濃度値を算出し、本体に直接表示・プリントアウトしますので、データ処理用のパソコン等は必要ありません。
本体価格は、190万円で、食品分野の試験研究、品質管理部門を中心に年間約100台の販売を見込んでおります。この新製品の投入で、食品分野における科学分析機器全体の売上増進を加速したいと考えています。
以上
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