製品情報
「新型大気環境測定装置300シリーズを開発」を発表
2005年08月31日
東亜ディーケーケー株式会社(社長:山﨑正知、本社:東京都新宿区)は、今年9月7日から愛知県名古屋市で開催される大気環境学会併設展で「新型大気環境測定装置300シリーズ」を参考出展します。
出展製品は、二酸化硫黄測定装置、窒素酸化物測定装置、オゾン測定装置、一酸化炭素測定装置、非メタン炭化水素測定装置、浮遊粒子状物質測定装置の6機種と、その周辺装置です。
これらの6機種をモデルチェンジする際のコンセプトとして、ユーザーの使いやすさと環境への配慮を挙げ、現行の200シリーズから一新いたしました。
製品デザインを決定する際には、コンセプトが活かされているかを重要視しました。
使いやすさに関する主な変更点は次の通りです。
- 筐体上部の蓋は跳ね上げ保持できる構造にし、蓋を床などに置かずにすむようにしました。
- 計器内部の機器配置構造を電気部、メカ部、配管部に分け、メンテナンスを行いやすい配置にしました。
- 表示・操作には液晶タッチパネルを採用し、操作性を従来機種の200シリーズに比べて大幅に向上させ、さらに液晶上で機器状態や測定値の履歴をグラフにて表示できるなどの機能も盛り込みました。
- 液晶表示における表示の見難さを解消するため、機器自体を斜めに設置できる機能も持たせました。
環境への配慮として、計器架台を密閉構造からオープンフレーム構造として材料の使用量を低減し、リサイクル可能な材料をリサイクルしやすい構造で製作しつつ、外観デザインも斬新なイメージにしました。計器本体では、使用する薬品類を低減し、補用品類の見直しを行い、全体として薬品類の使用量を減らしました。
通信関係では東亜ディーケーケー独自の通信システムAAAネットワークシステム(Advanced Ambient Air Analyzer Network System)にて300シリーズの他機種や周辺装置、PCなどと通信を行う機能を標準装備しています。更にイーサーネット(オプション)を装備しネットワーク接続を行い、データ収集やリモート操作を可能にしています。
発売開始時期は平成18年4月以降を予定しています。
初年度販売台数は全機種合わせて500台を見込んでいます。
以上
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