お知らせ
開発設計センターを新設し、技術・製品開発に関する中長期計画を策定
2003年07月23日
東亜ディーケーケー株式会社(本社;東京都新宿区、社長;山﨑正知)は、この度、開発型企業としてラボからプロセスまでの環境大気、排ガス、水質等の環境計測全般を中心とした総合計測器メーカーを目指して、新たに研究開発組織の再編成を軸とした機構改革を実施し、技術・製品開発に関する中長期戦略を策定いたしました。
まず当社の研究開発組織につきましては、従来機能別に独立していた設計センターと電子計測技術部を商品開発センターと統合して、この7月から開発設計センターを新設いたしました。これに伴い顧客仕様展開(カスタマイズ)に関連した設計業務を切り離し、生産センター内に新設した技術部において対応することといたしました。
長引く景気低迷、多様化する顧客ニーズ、関連市場の再編とグローバル化など混沌とした状況下で、経営方針である「顧客満足度向上」に取り組むため、「意思決定のスピード」「効率的な開発・設計プロセスの展開」「製品企画段階の充実」「顧客フォロー」を最優先に、「開発力強化」を前提とした製品別組織に改め「責任体制の明確化」「開発の生産性向上」を図ることを目的としています。
当社は、平成14年度に顧客満足度調査アンケートを実施いたしましたが、その中でお客様から求められた「当社に対する期待」は、分析機器メーカーとしての「卓越した技術開発力」「ニーズに根ざした新製品開発」「コスト貢献(経済性)」でした。
顧客満足度調査アンケートの結果も含め、当社の基軸は技術開発力であることを再認識し、昨年スタートさせた中期商品開発計画を見直すとともに、「技術・製品開発に関する中長期戦略」を策定いたしました。
従来得意としてきた電気化学センサとその適用技術の他に「新たなコア技術獲得」を掲げ、当社の向かうべき技術的な道標を立てるとともに、目指すべき市場分野を「重点市場分野」として位置付け当面の目標を設定いたしました。
当社では、「環境計測を通じ地球環境の保全に貢献する」との経営理念を基に、企業発展の基盤を強固にして研究開発速度を速め、目標である年間売上新製品比率25%以上を確実なものとし、中期売上計画の増進を担うべく、これらの政策推進に邁進する所存であります。
記
開発設計センター
- センター長 : 取締役 開発設計センター長 横山一郎
- 住所 : 〒180−8630東京都武蔵野市吉祥寺北町4−13−14
- 電話 : 0422−53−5129(代表)
技術・製品開発戦略(主要)
- コアコンピタンスの拡充
- ガス系電気化学センサ、光学分析技術の拡充とこれをベースとしたアプリケーションの確立
- 当社のコア技術を盛り込んだマイクロチップなどの次世代センサの開発
- 重点市場分野の設定
- 大気、排ガス、水質分析にこだわり、特に「消毒、殺菌モニタ分野」「湖沼・河川・ダム等の環境水質モニタ分野」「排ガス分析計分野」「環境大気分析計分野」「一般プロセス用分析機器分野」「上下水分析計分野」「ハンディ分析機器分野」の7重点分野を設定
以上
お問い合わせ先
東亜ディーケーケー株式会社開発設計センター E-mail:i-yokoyama@toadkk.co.jp TEL:0422−53−5129(代表)